今井 駿弥(いまいしゅんや)さん美術工芸学科4年(インタビュー時)MAKINDOではTeluTeluBoyで制作・販売活動を展開中。そんな今井 駿弥さんにMAKINDOの活動についてお話を伺ってみました。
MAKINDOの活動について
MAKINDO
どういった作品をつくられていますか?
現代アートを中心にやらさせていただいていて、その作品のグッズ販売だったり作品も売るような活動をやっていてその中のシリーズの一つであるTeluTeluBoyというものを主軸にした先ほど言ったグッズとか作品販売をMAKINDOさんではやらせていただいています。
今井さん
MAKINDO
MAKINDOに参加したきっかけ・動機を教えてください。
いままでいろんな交流もあって、現代アートとか作品を通じて知り合うことはあったんですけど、自分たちの年代と同じではなくて年配の方とか一世代二世代離れた方と仲良くなる事が多くて同じ年代の方とかに広がる機会があまりなくて、もちろん作品が高いとかもあるんですけど。
今井さん
なのでグッズだったり、リーズナブルに、価値を下げるわけじゃないんですけどそういった広がり方ができる作品をつくっていかないとなっていうので、もちろんそれも実践的に売る場所があったらいいのでネット上で販売したりとか、コアな場所で販売するんじゃなくてオープンな場所で販売したいなというのがあったのでぜひ参加したいなと思って参加させていただきました。
今井さん
MAKINDO
MAKNDOに参加しての感想を聞かせてください。
今自分は4年生なんですけど、後輩がすごい意欲的で我々の世代が卒研とか就活とかあるので少し寂しいなというのはありますけど、売る側にしろ仕組みをつくる側にしろ、長岡造形大学にこれだけ意欲がある人がこれだけいたんだなとこの大学に入って以来のすごい驚きがありました。
今井さん
MAKINDO
これまでMAKNDOの活動を続けていられる理由はなんですか?
自分の中ではあんまり課題を重視するタイプじゃなくて、まあ課題は自分のできる限りは行うんですけど、それ以外のこと、自主的な活動が多かったので。特にそんなMAKINDOだからこういったモチベーションではなくて、自分のやりたいことが課題以外にあったのでそれの延長線上というかそれがMAKINDOも含まれてやってきたっていう感じです。
今井さん
MAKINDO
これまでのワークショップで印象に残っているものはありますか?
模擬店出店が一番印象に残っています。その後すぐに水道公園の出店があって、この前のミーティングであったことを共有してもらって、実際の出店の状況とか想定をできる機会を多くいただいて、テント張ったのもそうですけど、すごく丁寧でありがたいなと思います。
今井さん
MAKINDO
他の学生の取り組みを見て参考になったこと刺激を受けてことはありますか?
いままでハンドメイドの作家さんが集まってそれこそクラフトフェアとかデザフェスとかは見たことあって、なんとなく形式が決まっている感じが今までしていて。そういう野外で売買するものは、結構模擬店出店を見て格式ばったこういうテーブルでとか決まってないので。いろんな色が出て、その中なら自分もテントの中で自由にしていろんなことができるなとかっていう想像はみんなと触れ合う中で膨らみました。
今井さん
MAKINDO
これまで販売経験はありますか?
作品としてはあるんですけど、それをグッズ化したものとか手に取りやすいような価格帯で売るというのはあんまりなくて。作品を売ったことはあるというくらいです。
今井さん
MAKINDO
他学科や他学年との交流はありましたか?
同じ年代の人と関わることがあまりなくて、最近になって長岡駅のNaDeCBASEのデザイントークさんと仲良くさせていただく機会があってそこで長岡高専の人や長岡技術科学大学の方と仲良くさせていただいているんですけど最近になってですね。
今井さん
MAKINDO
MAKNDOに参加して良かったことはありますか?
グッズ展開を今の状況でするにしろしないにしろ、アート活動をやっていくうえで必ずやらなければいけないステップだと思っていたので、こういったかたちでみんなで刺激し合える状況で進められる状況はすごい実践的にももちろんできますし、みんながどんな感じなのかなというのも刺激し合いながらできるのでMAKINDOで販売をする機会をもらえたのはとてもありがたいです。
今井さん
MAKINDO
他の参加者がやっているのをみてそれがモチベーションにつながっているという感じですか?
4年生同士なら仲間同士というか、1年生が仲間感がないわけではないですけど4年生同士ならまた違ったモチベーションなんでしょうけど、後輩が多いので4年生として造形大の4年生こんなもんなのかなと思われないように、なるべく敵情視察でもないですけど前回の模擬出店でもどれくらいのレベルなんだろうなとチラっと見ながらこれを超すようなやつを本番ではやらないとなと虎視眈々と、威厳を見せつけられるように頑張って必死です。
今井さん
多分、そんな威圧的にやってるわけじゃないですけど。コロナの状況で先輩後輩を感じれなかったので一年間くらい、話してはいたんですけど今回それを感じることができて。それだけでもめちゃめちゃいいですね環境として。
今井さん
MAKINDO
MAKINDOに入って悩んだことはありますか?
売るものとしては実際に展示をしたものを中心にやっているので特にはないんですけど。MAKINDOが発足したばかりでMAKINDO自体も手探りで行ってるのでどういう雰囲気なのかなとか、どういうお金の回し方なのかなとか、そういうので少し止まることはあったんですけどそこまで重要なことではないかなと。だいたい初めはそんなものだろうと。
今井さん
MAKINDO
進路にとってプラスになったことはありますか?
実際に作品を売ったといってもギャラリーみたいな感じで値札をつけたりギャラリストを通してセールスをして売ったというわけではなくて、展示を開いたりして、依頼で描いたりつくったりして、どっちかというと自分が受け身な形で「買いたい」とか「つくってくれ」というのが多かったので・・・
今井さん
今回みたいにしっかり「売るぞ」という目的設定をしたうえで色々グッズをつくったりとかどういう予算でやるといった具体的に地に足つけて考えられたというのは社会人になって最終的にはアーティストとしてやるにしても就職してとりあえずお金を貯めるとかにしてもそれを実践的に学生時代にできるのはプラスになると思います。
今井さん
MAKINDO
将来の進路はどういった道に進まれますか?
コロナの影響で1年生の時に思っていたところとは崩れてはいるんですけど、実際に自分がつくるのはもちろんなんですけど、外注委託で作品をつくるのも視野に入れているので、20代前半はある程度お金が稼げる主軸と外れないところに職を置きつつお金を稼ぐ傍ら、作品制作を続けてぼちぼちの年代で知名度が上がってきたら、上げていくんですけど
今井さん
現代アーティストとして一人で立って、最終的には現代アーティストでやっていきたいです。実際にグッズをつくって金額を鑑みると「あー結構厳しいな」と思いより具体的になったのでそれはありがたいです。
今井さん
MAKINDO
今井さんにとってのMAKINDOとは?
かたちになって売る場が本格的には始まっていないので具体的にと言ったら難しいんですけど、大学生という立場で学生同士影響しあえて、将来的にお金を稼ぐ方法とか、実際に物を売るというのを経験できるので刺激されるし、良い経験を得られる個人的にはとても良い場であるなと思います。
今井さん
MAKINDO
これから取り組みたいこと・挑戦したいことはありますか?
ただデザフェスとかクラフトフェアみたいに同じ商品を画一的なテーブルにバーッと並べて値札をバーッとやるではなく、認識的にはテントの中でやる個展というイメージでTeluTeluBoyというコンセプトと購買欲をそそれるような空間をつくり上げていろんなお客さんとアナログでコミュニケーションできる場が出来たらなあと思います。
今井さん
MAKINDO
活動を行う中で印象に残っていることなどあれば教えてください
コロナ関係で作品を展示する場がなかったりとか、SNSで発表するのはあるんですけどアナログで作品を見せるのはなかったので、それを見せられる機会を得られたのはありがたいですし、今自分がアートワークをつくってるのは兄と一緒にやってるんですけど、今兄は新潟の方にいるので、たまに話すくらいなので、MAKINDOさんから発展した形でこれもできるあれもできるといったかたちで今週1で会議で来ているのでそれはコミュニケーションが円滑に進んでいるのでそれはあってよかったです。
今井さん
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