渡辺 瑠花(わたなべるか)さん建築・環境デザイン学科3年(インタビュー時)MAKINDOでは空きZINEを埋める会で制作・販売活動を展開中。代表作品は「ぽく生」。MAKINDOでもとても積極的に活動されています。そんな渡辺 瑠花さんにMAKINDOの活動についてお話を伺ってみました。
MAKINDOの活動について
MAKINDO
どういった作品をつくられていますか?
空きZINEを埋める会というサブプロジェクトを立ち上げてそこで個人誌と合同誌を着手して製作途中です。
渡邉さん
MAKINDO
MAKINDOに参加したきっかけ・動機を教えてください。
きっかけは高校が美術科だったこともあるんですけど、いろいろ絵を描いてきたり映像をつくってきたりしたんですけど、それでもやっぱり周りと差があったり、私よりうまい人やアイディアがおもしろい人がいる中でそれを見せられたのが悔しいところがあったんですけど、そんな中で自分はもっとおもしろいモノがつくれるんじゃないかと思って、先生からメールいただいて、ここに参加したら何か変わるんじゃないかと思って入ってみたんですけど、結果的にいい方向に進んでるんじゃないかなと思います。
渡邉さん
動機は課題に追われて絵をかいてない時期が1ヶ月くらい続いた時期があってそれがなかなかショックだったことがあって、それまでずっと手を動かしてきたのにこんなに作品つくれない時期があっただろうかと思ってここに入ったらたくさん書きたいものをが見つかるし外に出してそれを見せられるかもしれないと思ったのが動機です。
渡邉さん
MAKINDO
MAKINDOに参加しての感想を教えてください。
空きZINEを友達にやってみたらと言われて今までやってきたんですけど、やっていく中で自分に主体性や積極性が上がってきたように感じて最近は自主的にサブプロジェクト立ち上げたり、こういうことしたら面白いんじゃないかと先生とか友人に相談してそれをまた新しくサブプロジェクトでかたちにするということができてきているので人間的、性格的に変わってきてるんじゃないかなと思っていて。
渡邉さん
作品づくりについても他のサブプロジェクトとか同じサブプロジェクトを見てて自分も頑張ろうとかそういう風になれて課題と両立しつついろんなことができていてとても充実しているかなという感じです。
渡邉さん
MAKINDO
MAKINDO入るまでとこれまでで制作の進め方に違いはありますか?
制作しても尻すぼみで終わるというか、完結しないまま手を放しちゃうのが多くて、高校のときとかの大きな展覧会とかは、がんばるけどそれ以外の活動はやり通したことあったっけ?って思い返すと、それが今だと1限の時にやったワークショップの時みたいに一つの作品を時間内に終わらせてみるということができてきていたり、他の人を引っ張ったりというのもこれまでできなかったことなのでそれが大きな変化かなと思います。
渡邉さん
MAKINDO
これまでのワークショップで印象に残っているものはありますか?
WEBカタログをつくるインプットプロジェクトが印象に残っていて、あの頃みんな他の人も作品できていなかったと思うんですけど、それでもビジュアル的な面で文章だったりイメージ画像だったりをうまくはいちしていて、しかもちゃんとした型を与えられていたわけじゃなかったので、そのなかでサブプロジェクトごとの個性がA4に出ていて、授業だともっと指定されたり、こんなに自由で個性が出るものなのだとそれもモチベーションが上がるきっかけになりました。
渡邉さん
MAKINDO
これまで活動を行っていく中で生まれた悩みなどありますか?
今、3つくらいサブプロジェクト立ち上げている状態なんですけど、それ以外に課題とかボランティア実習をやっていく中で先生とかってすごいなと思ってこんなに忙しいことを毎日やっているのかと。誰かに連絡して誰かに何かを聞いて、自分の作品をつくって授業に出てみたいな、これをずっとやってる先生だったり他の人はすごいなと、みんなを引っりつつ大変さと、難しさと、充実感たのしさをしりました。悩みつつも面白いという感じです。
渡邉さん
MAKINDO
MAKNDOに参加して良かったと思うことを教えてください。
それまで課題課題で、2年後半までそんな感じだったんですけど、そこにMAKINDOの活動が入ってきて作品をつくる時間を、今までだったら今日はいいかという感じだったのを、MAKINDOの方もあるし今日5分くらいやってもいいかなっていう気持ちの変化だったり、そこからモチベーションを上げるために先生方のインプットプロジェクトがあったり結構高いモチベーションが落ちないまま半年間これていたり、自分も成その間に長しているな思っているのでいろんな意味でいい経験ができているなと思います。
渡邉さん
MAKINDO
これまで活動を続けていたモチベーションの要因があれば教えてください。
自分がZINEの方で使っているキャラクターがいるんですけど、そのこが完全に自分の創作なんですけどそれを見てかわいいねとかいいかんじだねと言ってもらえるのが結構うれしくて、作品を見てもらうのがあんまり得意ではなかったのはあんまり自信がなかったからなんですけど、MAKINDOをやるなかで自身がついてきて、いいかんじだねと言われるのがうれしくて自信もついて、で、高いモチベーションが維持できているのかなという思いです。
渡邉さん
MAKINDO
これから取り組みたいこと・挑戦したいことはありますか?
ひとまず手をつくている作品を完成させて、イベントが近いんですけどそれに出てどんな反応がもらえたり、どんな展示になるかていうのをみてそこからフィードバックを得てどんどんやっていけたらなと思うのですけど他にも展示棚とかDIYというか自分たちでつくってみたほうがサブプロジェクトのイメージに合うんじゃないかと取り組んでいる最中なのでそれを形にできていけたらなという感じです。
渡邉さん
MAKINDO
他の学生から学べたことなどはありますか?
私は建築なんですけど、先輩後輩が集まってきているのがMAKINDOの特徴でもあると思うので学科とかの垣根を越えて周りの人とのかかわりでいろいろできていくことがあるんだなと思って、今まで自分一人でやっていて周りにも見せずに自信もつかずにだったんですけど、意識が変わってきてもっと他の人に見てもらいたいなとかインプットプロジェクトも積極的にプロトタイプを持って行ってどんな感じになるかなとか楽しみながらできたのでいろんな人と関りを持てたのは良いことだったなという感じです。
渡邉さん
MAKINDO
普段は他の学科の人と接点はあまりないですか?
今コロナっていうのもあるんですけど、同じ学科の人とも会えないなかで、授業外なのに積極的な活動をしているって体感しながらやれるのがいい感じです。
渡邉さん
MAKINDO
これまで販売の経験はありますか?
高校の時に、文化祭で模擬店を出して作品を展示販売していました。その他にもグループ展示をギャラリーをかりてしてきてはいるんですけど、自分が主体ではなくて他の人に引っ張ってもらいながらなので、今と比べると全然違う作品づくりだったなという印象です
渡邉さん
MAKINDO
今後進んでいく進路にとってMAKINDOに入って得られたものはありますか?
地元には絶対帰ろうと思っていて、地元に関わってなにかをしていこうという思いはあるんですけど、その中で今までだったらもうちょっと消極的というかコミュニケーションしたがらない感じだったので、地元に帰っても何ができるんだろうという感じでした。けど、いろいろMAKINDOで地域の人とかとかかわりあってきて、いろんなコミュニケーションだったりデザインが入っていける領域がわかってきたので結構生かせるものがコミュニティだけじゃなくて生かして行けそうだなって思ってます。
渡邉さん
MAKINDO
MAKINDOの活動の中で印象に残っていることありますか?
私にとってのMAKINDOが何でもできて、できるのが楽しくなるという感じなんですけど、何でもできるというのが特に指定はされてない、先生方から細かい指示を受けるわけでもないという感じで自分でも主体的に動いていくものだと思うので、その中で、性格的にも作品づくりでも成長したり、得られるものがすごい多かったので参加して良かったと思います。
渡邉さん
渡辺 瑠花さんの作品を知る・見る