地域活性化大賞にて優秀賞を受賞しました。

MAKINDOの活動が第18回niks地域活性化大賞にて優秀賞を受賞しました。

活動概要

長岡市では少子高齢化の進展による空き空間の発生と管理不全、担い手不足による地域行事・活動の衰退が問題となっている。その一方で、長岡造形大学には「自主作品を制作したいがアルバイトで時間がない」「地域住民と交流したいが接点がない」「自由に制作を行える場所がない」と感じる学生が多くいた。そこで、本事業では「学生が自らの作品制作を通じて、空き空間を地域交流の場に変えること」を目標に定め、地域に存在する様々な空き空間を活用して販売、展示、ワークショップ等の「地域交流の場・機会」を能動的に創出する仕組みをつくることで「学生」と「地域住民」をつなぐハブを実現し、学生を含む地域コミュニティの活性化に取り組んでいる。参加学生は「作品制作・販売・実践」「空間・店舗づくり」「仕組み・つながりづくり」の領域から活動内容を自ら定め、仲間を集め活動する小プロジェクトを設立・実施可能な「サブプロジェクト制」を活動のルールに据え、のべ212名が参加し、学生が自ら立ち上げたサブプロジェクトは93件となった。これらの学生は「空き行事に露店を出展する」形式か「空き家・空き店舗を改修し、拠点を形成する」形式で制作した作品の販売・展示・ワークショップに取り組んでいる。上記活動の成果としては、空き行事への出店91回、空き家・空き店舗を改装した実店舗実装2店舗となり、計9000人以上の参加者との交流を実現した。特に衰退の一途を辿っていた長岡市寺泊竹森地域に立地する空き家・空き店舗は、活動に共感した企業の助力を得て学生たちの手により修繕され、学生作品と駄菓子を販売する「駄菓子屋ハブ」として再生、2022年9月24日に開店した。3ヶ月で1,175人が訪れ、地域住民は「子どもの顔が見えるようになった。こんなに嬉しいことはない」と喜びを顕にしている。子どもにとっては「駄菓子と学生作品が一体となった店舗を拠点とする交流の場」であり、将来、この地域に愛着を持ち得る原体験を創出する場となる可能性を示唆している。これらの交流を通じて、学生と地域住民間で「農業コミュニティ」「イベントコミュニティ」「ものづくりコミュニティ」が形成されている。のづくりコミュニティ」が形成されている。

審査概要

>MAKINDO

MAKINDO

MAKINDO(めいきんど)は作品の制作と販売を通じて空き空間を活用し地域を元気にする集団です。

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